2008年1月30日水曜日

今週末

Sachi Ito solo exhibition
「衣服・でない・もの」
2月2日(土)~17日(日)
下北沢 mois cafe
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いよいよ今週末になりました。初個展です。

衣服の不思議、着ることの意味について、ずっと考えてきました。論文という形式を用いて、表現しようとしてきたけれど、行間から零れ落ちるものは確かにあって、そしてそれは余りにも多い。じゃあ、文字以外のもので表現してみようか、と始めた、制作。私にしてはめずらしく、発表しようとか、これで食べていこうっていうことではないところに動機があって、気付いたらできていた、そんなものたちです。

実は、ファインアートをやりたいな、美大に行きたいなと思った時期もありました。けれど、なぜか分からないけれど、理論畑から抜け出すことはなく、今までやってきたという。それが逆によかったのかもしれないな、と、振り返って思います。

「作り手」と「作り手でない人」の境界線が非常に曖昧な分野、それがファッション(着ること)ではないか。人が、何かを「衣服」と見なす。それを身体上に配置して、「着た状態」が成立する。そして、周りの人が、「衣服を身に付けている(着ている)」と認識する。
多くの人は、物心ついた頃から、自分で着るものを選んでいる。そこにおいて、人は皆、作り手である。けれども、クリエイティブな行為だと認識している人は少ない。誰もが日常的に「身体をつくる」ことをしているはず。「衣服」とは、人間にとって一番身近な「作る」という行為の、痕跡である。

服について、もうちょっとだけ、考えたら、世の中の見え方が変わるのではないかなあと。そもそも、世界というのは、「世界」という言葉があるから存在するのではないか。あるもの(a ナントカ)は、名付け方によって、状態を変化させるのではないか。形態に変化はないが。服じゃないものが服になる。服だったものが服じゃないものになる。そのプロセスを予感させる形式。

・・・まとまりなくなってしまいましたが、とにかく、服で絵を描きました。みなさんぜひ来てください。ここでうまくお話できないことも、きっと伝えられるはず。難しいこと抜きで、単純になごんでいただけるはず。

2日、渋谷では、udu(byイシカワアイ●)が参加するイベント「basyo」やってます。とてもステキな空気が流れる空間です。こちらもぜひ。

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